代理店やセールスレップなんて言葉はきっと、僕が代理店として起業した頃にアパレル業界で表向きに使われるようになった言葉で、昔はみんな問屋さんと言っていた。
でも僕はその問屋さんという言葉が昔から好きじゃない。
そんなこと言ったら、本当の問屋さんに怒られそうだけど。
なんか古臭く聞こえる。
もうひとつは、なんか構えてる感じがする。
これはあくまで主観的。
僕が思う代理店の仕事は、メーカーさんに代わって商品をご紹介する。
単純そうだけど、ただの便利屋ではいけない。
メーカーさんのブランド主旨と想いを商品と共に伝える。
これがなかなか難しくも楽しい。
どちらにしても右から左へと楽してモノが売れる時代ではない。
昔はみんなモノを探していた。
自分の目で足で、嗅覚を澄ませて探していた。
供給に対して需要が上回っていた。
今はインターネットなどで大概のモノは手に入る。
でも便利になることと比例してか反比例してか。今は遥かに供給で溢れている。
だからこそ、メーカーさんに代わって「伝える」役目が必要なんだ。
そんな偉そうなこと言って、まだまだ出来ていないことが盛りだくさん。
足元を見て、ひとつひとつやらなくちゃ。
そう、うちは代理店だから。
思うこと
2016.10.29